Windows8.1/8/7におけるSSDの設定についての考察……ユーザー・フォルダなどを別ドライブへ移動する必要はないのでは…?

SSD関連の記事を見ると未だに書き込みを減らすため、ユーザーフォルダは移動すると書いてある場合がほとんどです。しかしながらWindows7以降のOSでは、ある意味間違った考え方のように思えます。

一つ目の理由は、Windowsでは極力デフォルトの状態は変更しないほうが不具合の発生につながらないということです。プロパティーから移動を行った後で元の場所にユーザー名のフォルダが残っているなどの経験をしたことがある方もいるのではないかと思います。そのままでは操作することができないフォルダですしこのフォルダを無理やりに消すと不具合が発生する原因にもなりかねません。

この現象を引き起こした原因を終了したうえで当該フォルダを元の場所に戻し、再度場所の移動を行うことになります。ところが原因を終了しそこなうとまたまた英語名のフォルダが増えてしまいます。これはこれらのフォルダが複合構造であるためです。さらに移動の際にフォルダの名前を「英数字+いくつかの記号」にしておかないとシステムに深くかかわりのあるフォルダでは不具合発生の原因になりやすいことがあります。


「それではSSDの書き込み総量を減らすことはできなくなるのでは」という方がいらっしゃると思いますが心配はありません。

ユーザーフォルダを無理に移動する必要がない二番目の理由になるのですが、Windows7以降のエクスプローラ(ライブラリ)に大変便利な機能が追加されているからです。こちらの機能を使用した場合無理にユーザーフォルダの移動をする必要はないと言ってしまってもよいぐらいです。

Windows7以降のOSではタスクバーにフォルダ型のアイコンが表示されていると思います。こちらの機能を皆さんは利用しているでしょうか?どんどんファイルフォルダなどを追加してカスタマイズしていくと便利ですよ。また、各アプリケーションでデフォルトの保存先はカスタマイズできることがほとんどですのでSSDの容量や書き込みの問題は心配ありません。


フォルダーをライブラリに追加する
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/Include-folders-in-a-library

こちらの記事を参考にエクスプローラ(ライブラリ)をご使用になってみてください。大変便利な機能です。



More:フォルダ、ファイルの表示名について

http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-files/%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%95/00209926-afeb-43e8-81ad-32dca9a2a854






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