Windows7/8/8.1上でのドライバの不整合や不具合について

Windows7/8/8.1上で特にサードパーティー製のドライバインストール時にWindowsが持っているドライバフォルダは上書きされず、そのための不具合が発生することがあります。また、OSアップグレード時にも同様の現象が発生します。

個人的には、特にWindows8.1へのアップデートでそれが顕著な気がします。

VGAとUSBの場合は徐々に既出の問題として認識されてきていますが、実際には(無線)LANカードやアダプタなどでも疑わしい事例が散見されます。もしかするとデータ実行防止やドライバ署名の問題などセキュリティーの堅牢化に伴い問題として顕在化してきたのではないかと考えられます。

PCの動作が一見正常でも実際にデバイスに適用されているドライバが対象デバイス用の汎用ドライバであったりという場合も多いようです。

誰しもが確認できるスキルをおもちというわけではありませんが、特に自作PCなどをお使いの方は、デバイスマネージャなどから確認してみるとよいかもしれません。

特に不具合が出やすいもの
1)VGAドライバ
2)USBドライバ
3)ノートPCのキーボード
4)PCIe接続のSATA6.0GbpsやUSB3.0の増設カード
5)無線/有線のLANカードやアダプタ
6)プリンタ

注:
自分のところでPC FAX機能の不具合が発生し、原因はWindows8.1アップグレード後に汎用ドライバに置き換わっていたことでした。Windows8.1へのアップデート適用後にはチップセットやストレージ用のドライバを含めてすべて再(上書き)インストールした方が無難かもしれません。

また、Windows8.1用のドライバが用意されていない場合は、(気休めかもしれませんが)ドライバインストール前にドライバのフォルダを開き、中にあるexeファイルすべてにプロパティーからWindows7/8互換での動作や管理者として実行など指定しておいたほうがよいように思います。なお、これはあくまで私の勝手な思い込みですが、互換機能自体は強力になったような気がします。(特にx86エミュレート)




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