【0xc1900104】 Windows8からWindows8.1のアップデートに必ず失敗してしまいます。

MSコミュニティーやヤフーなどで質問が出ていますのでたぶん回答となる事項を掲載します。またこの回答は以下の質問に寄せたものですので追加情報などが同ページに掲載される可能性があります。


http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows8_1-windows_install/0xc1900104/c840b5d7-bd7d-49bd-9dad-43285e777d4e


質問
【0xc1900104】 Windows8からWindows8.1のアップデートに必ず失敗してしまいます。


私の回答:
システムで予約済みのパーティションサイズがひっ迫していると推定されます。PCの管理→ディスクの管理からシステム予約領域のプロパティーで空き容量を確認してみてください。


ちなみに私のメイン機では7→8→8.1と移行した結果使用領域が256MBになっていました。Windows8移行時に予約領域を拡張していたので問題が出ませんでしたがWindows7ではデフォルトで100MBの領域しか作成されませんので問題が発生しやすい(する場合がある)と考えられます。


もし、領域がひっ迫した場合シャドーコピーの作成ができなくなるため、システム復元ポイントが作成できなくなりますので機能が有効な場合Windows Update開始時などに復元ポイントが作成できないなどの理由でロールバックされてしまいます。(そのほかにバックアップが動作しなくなる、通常のWindows Update失敗なども発生するようになってきます)


システムの保護などを無効にしてしまえばよいのかもしれませんが私は試したことがありませんしお勧めできない方法と思います。


もし、予約領域の容量ひっ迫が原因でしたら、念のため現在のバックアップ作成後に、システムディスクのパーティションを操作して予約領域を350〜400MB程度に拡張してください。こちらはフリーソフトで可能です。また、このソフトが私の環境上では、7並びに8で正常に動作するのを確認済みです。
(セキュアブートを無効にする必要がある場合があります)


EASEUS Partition Master ダウンロードページの紹介
窓の杜さん)

http://www.forest.impress.co.jp/library/software/easeuspart/

(本家)
http://jp.easeus.com/partition-manager-software/professional.html




使用方法の説明(フリーソフトとPCツールコンテンツさん)

http://furi-sofuto.com/2008/12/easeus_1.html


2013/10/23追記
失敗の原因に物理的な条件が意外と多くなってきました。追加の記事も掲載しましたが以下の条件です。

•64 ビット PC に 64 ビット版 OS をインストールする場合、プロセッサが CMPXCHG16b、PrefetchW、LAHF/SAHF をサポートしている必要があります


追加記事
Windows8.1 X64 インストール/アップデートができない場合の注意点(8.1での追加要件)
http://d.hatena.ne.jp/jyamira1/20131021/1382387151


追加記事2
いろいろまとめてみました。

Widows8からWindows8.1へのアップデートに失敗する場合の対処方
副題:Windows Updateやアプリケーション、ドライバインストールがうまくいかない場合のトラブルシューティング

http://d.hatena.ne.jp/jyamira1/20131023/1382487694


追加記事3
別件で調査中にこのような記述を見つけました。ウイルスバスタークラウドを使用中の方は、留意が必要かもしれません。

NEC 121 HP
http://121ware.com/win81-update/?sstop=main12

ウイルスバスタークラウドをご使用のお客様へ

Windows 8.1へアップデートする前に、ウイルスバスターを最新版にアップデートする必要があります。
以下の手順でアップデートを行い、バージョン番号が「6.0.2012」以上であることを確認してください。



人気ブログランキングへ