Windows Update (8/28と9/3)KB2975719と2970228のリリースであらためて感じること

http://support.microsoft.com/kb/2970228

http://support.microsoft.com/kb/2975719/ja

KB2975719のページより抜粋:
この更新プログラムに関する既知の問題
•既知の問題 1
(2014 年 9 月 2 日前にリリースされて) いる次の更新プログラムをインストールした後、フォントが正しく表示されず。
2982791
カーネル モード ドライバー用のセキュリティ更新プログラムの MS14-045: 説明: 2014 年 8 月 12 日
2970228
Windows では、ロシアの新しい通貨記号をサポートするために更新します。
2975719
Windows RT 8.1、8.1 の Windows、および Windows Server 2012 の R2 用の更新プログラムのロールアップ 2014年 8 月
2975331
Windows RT、Windows 8Windows Server 2012 の更新プログラムのロールアップ 2014年 8 月ステータス
次の更新プログラムは、更新プログラム 2982791 が置き換えられます、この既知の問題を解決します。
緩和策
コントロール パネルで、プログラムと機能の項目を開き、[インストールされた更新プログラムの表示] をクリックします。検索して、現在インストールされている次の更新プログラムのいずれかをアンインストールします。◦KB2982791
◦KB2970228
◦KB2975719
◦KB2975331

•既知の問題 2
システムがクラッシュし、(2014 年 9 月 2 日前にリリースされて) いる次の更新プログラムのインストール後に Stop エラー 0x50 メッセージを返します。
2982791
カーネル モード ドライバー用のセキュリティ更新プログラムの MS14-045: 説明: 2014 年 8 月 12 日
2970228
Windows では、ロシアの新しい通貨記号をサポートするために更新します。
2975719
Windows RT 8.1、8.1 の Windows、および Windows Server 2012 の R2 用の更新プログラムのロールアップ 2014年 8 月
2975331
Windows RT、Windows 8Windows Server 2012 の更新プログラムのロールアップ 2014年 8 月この条件は永続的なし、システムの正常な起動を妨げる可能性があります。

ステータス
次の更新プログラムは、更新プログラム 2982791 が置き換えられます、この既知の問題を解決します。
緩和策
この問題を解決する方法の詳細については、マイクロソフト サポート技術資料を参照する次の文書番号をクリックしてください。セクションの見出しを表示する]3 の既知の問題":
2982791
カーネル モード ドライバー用のセキュリティ更新プログラムの MS14-045: 説明: 2014 年 8 月 12 日


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実は二つのKBに関する説明を読んでも、(機械翻訳ということもあるのか)ブログ主自身よくわかりません。数は少ないのですが不都合が発生している事例もあるようです。

KB2970228:ロシア語全く関係ないという人には不要に見えます。
KB2975719:オプションなので入れなくてよい?

自分の今までの経験ですと「無理にインストールする必要はない」と判断するところですが、今回のような不都合の発生したKBの置き換えであるものに対するスタンスを含めてWindows Updateにはどうもわかりにくいところがある気がします。

・もし、不要なものであっても前回インストール後に不具合が発生したなど、問題KBをアンインストールしたPCでは、実はアンインストールしただけで解消していない傷が残る。それを修復する効果もあるのでインストールするべきである
・オプションはオプションなのだからインストールは全く必要ない。
・オプションとして推奨されるプログラムは、インストールしなくても全く問題が出ないの?それとも、無理に入れると問題が発生する場合もあるのでオプションにしていることもあったりするの?
・どのようなPCには、インストールすべき、しないでよい、すべきでないなどが一生懸命説明を読んでみてもわからない。


出典をみつけられなくなったのですが「MSの方針自体が製品を完全な状態で発表するのはもう無理ですので、リリース後に不都合な点などをどんどん直してゆくますよ」ということに変わったという話があります。プラットフォームとしてのWindows上で使用される機材やソフトウエアすべてを検証することは実際無理ですし、ウイルスやネットワーク上の攻撃など悪意が存在の対応などによるOS自体の複雑/肥大化もありますから妥当な話でしょう。


結局のところ、一般コンシューマーにできることは限られてくると思います。
・新しいOSやOfficeは3か月程度様子を見てから導入する。
Windows Updateはリスクとバーターになる場合もあるが、よほど緊急のもの以外は2〜5日程度様子を見て導入する。
・OSは極力デフォルトの設定のまま使用する。余計なソフト(使わない/同様のソフトが複数など)は入れない/アンインストールしてしまう。
Windows Updateはクリーンブートの状態で実行する。

こんな感じですかね……。


2014/9/5 追記
私の環境でブルースクリーンが発生しました…。

Windows Update (8/28と9/3)KB2975719と2970228のリリースであらためて感じること(その2)キタ~!!!
http://d.hatena.ne.jp/jyamira1/20140905/1409866310



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