Windows8.1上でCPU使用率が高いままになる原因に大型新人がデビューかも…(そのうえ結構重要かもしれない…)

最終更新日:2015/8/18 

Windows10とWindows7(特に32ビット)で新たな原因による不都合が発生しているかもしれません。

詳細は、自作PCの道楽新館の「【気になる傾向】CPU・SSD・HDDの使用率上昇中 ! 【新不具合発生?】 」を見てくださいね。


ご注意
この記事は現時点(2013-10-29)では一般性のある事象かどうかの確認はとれていません。Windows8からWindows8.1へのアップデートに関して様々なトラブルに見舞われている方がいらっしゃるようですので、同様のトラブルに関する既出の解決法と少々毛色の違うものでありかつブログ主が「なるほど、ありそう」と腑に落ちる部分があるため掲載しています。

========================================

2015/3/16追記:
2015/3/12のWindows Update後にこのページのアクセス数が3倍以上に増えています。アップデートの影響かなと思われます。下の記事も参考にしてみてくださいね。

【3/12Windows Update】Windows8.1x64でCPU使用率がむやみに高くなる【どうして】



2014/4/9からこのページのアクセス数が大変増えています。同様の場合に大変便利なツールを紹介したページのリンクを追加しておきますね。

Windows起動時の自動実行プログラムを詳細に調査/制御するには?
http://d.hatena.ne.jp/jyamira1/20131127/1385558229

不具合時の便利ツール二つ(「svchost.exe」の内容が詳細にわかります。)
http://d.hatena.ne.jp/jyamira1/20130501/1367407827


2015/6/11 追記:
この件が、Windows10予約に依るものの場合(rundll32.exeが高い場合が多い。また、30%・50%など一定の割合が続く)は、http://igaueno.jyoukamachi.com/rundll32.htm【簡単】Windowsのタスクスケジューラから不必要なスケジュールを無効にするを参考にして「Microsoft Compatibility Appraiser」を無効にするなどしてみてくださいね。



===========これより本文======================


以下MSコミュニティの質問です。
Windows8.1にアップグレードしてからCPU使用率が常に30%以上になってしまう
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows8_1-performance/windows81%e3%81%ab%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97/0a3f3ed5-be13-409b-a1d8-57087df744f8


内容:
タイトルの通り、Windows8.1にアップグレードしてからCPUの使用率が異常に高く、常に30%以上占有しております。発生タイミングは特定できおりませんが、PC起動直後から数十分後に発生していることを確認しております。この現象が発生した際、シャットダウンおよび再起動を選択しても回転するアイコンが表示された画面のままシャットダウンおよび再起動が進行しなくなり、電源ボタン長押しをしなければPCの電源を落とすことができなくなります。

CPUを占有しているプロセスはどれか一つということではなく以下のプロセスが合算されて30%になっております。
・サービスホスト (ローカルシステム)
・サービスホスト(リモートプロシージャコール)
・クライアント サーバー ランタイム プロセス
・Local Security Authrogy Process
・Antimalware Service Executable

また、リソースモニターのCPUの欄を監視したら「sdclt.exe」が1秒間に何度も起動しては終了を繰り返しております。イベントビューアーから「Windowsログ→システム」の欄を見ると数十回ほぼ同じ内容でエラーが発生しております。

エラーログの内容は以下の通りです。

コンピューターの既定 のアクセス許可の設定では、CLSID
{C2F03A33-21F5-47FA-B4BB-156362A2F239}
および APPID
{316CDED5-E4AE-4B15-9113-7055D84DCC97}
の COM サーバー アプリケーションに対するローカルアクティブ化のアクセス許可を、アプリケーション コンテナー 利用不可 SID (利用不可) で実行中のアドレス LocalHost (LRPC 使用) のユーザー NT AUTHORITY\LOCAL SERVICE SID (S-1-5-19) に与えることはできません。このセキュリティ アクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。



大型新人がデビューした可能性を秘めた回答
私も8.1にアップデートして以来、同様の症状に悩まされていたのですが、タスクスケジューラから WindowsBackup の ConfigNotification を無効にすることで sdclt.exe の暴走を止めることができました。
また、イベントビューアーのエラーログに luckkekeさんと同様のものが秒間4、5回記録され続けるという異様な状態になっていたのですが、それも解消されました。なぜ sdclt.exe が暴走したのかという理由がわからないので根本的な解決とは言えませんが、とりあえずCPU使用率を下げることはできましたので、ご参考までに。


・原因の推定など
今回は既出のネットワークや共有、ハイパー-Vやインデックス作成が原因というのと少し毛色が違います。(svchost.exeが関係してこない模様です)

こちらの回答はあらあらに言ってWindows8.1のバックアップ機能に問題があってCPU使用率が上がっていたのではないかということであろうと思います。Windows8.1ではWindows標準のバックアップに関する機能が大幅に変更され廃止された機能もあるため、Windows7や8からアップデートした場合に環境によっては不具合が発生するのだと思います。

質問者の方のPCでは、CPUにIntel Corei5 750(2.66Ghlz/4コア)を使用していてCPU使用率30%ということですので、使用しているCPUによっては使用率がほぼ100%に張り付いてしまう可能性もあります。


1)Windows8以前のOSからアップグレードインストールする方
2)メーカー製のPCなどでバックアップ関係のツールやソフトがプリインストールされた製品でのアップグレード
3)ご自分でサードパーティー製のバックアップ関連ソフトをインストールしている方
4)ファイル暗号化ソフトやファイラーなどPC上のファイルを常駐で監視/操作する動作をするものやシステムファイルをフックする可能性のあるソフトを使用している方


以上の方は注意が必要ですし特に2〜3の方はアップグレードの最初から最後まで(アップグレード後も)トラブル続きという可能性もありますので十分に注意してくださいね。


以下にたぶん正常な挙動をしていると思われる私のPCのタスクマネージャとリソースモニタの画像を載せておきます。


タスクマネージャのパフォーマンスタブ


リソースモニタのCPUタブ
こちらは平均使用率の高い順番に並べ替えています。CPU使用率が高い場合に差などを見つける参考にしてください。



PCの概要
CPU:コアi7 3960X、メモリ16GB、256GBのSSDWindows8.1 Pro x64 メディアセンター
OSはWindows7→8→8.1の順にアップグレード
ファイルシステムはNTSFのまま
システムで予約領域は100MB→350MBに拡張済み


2015/1/24追記
よろしくお願いすます!!!
投稿記事の募集を開始します


===========================

CPU使用率に関する問題の発生にネットワークや共有の設定が絡んでくることが非常に多いかと思います。そのような場合はいっそ思い切ってNASを導入してファイル共有を行うのがよいのかなと思います。PC上でネットワークの場所はプライベートにするが共有は設定しないようにしてNASを使用すると改善することは多いかと思います。(特にLANプリンタを誤って共有設定している場合に注意してください)

今回紹介した製品は、メーカーの製品ページを見てもわかるかと思いますがものすごく使いやすいです。HDD別売の製品ですのでご自分の使い方に合わせて購入してくださいね。(2014/10/19現在アマゾンでの価格はメーカー希望価格のほぼ半額の12,958円です)

NETGEAR ReadyNAS 102 3年保証 2ベイ Diskless 個人/SOHO RN10200-100AJS

NETGEAR ReadyNAS 102 3年保証 2ベイ Diskless 個人/SOHO RN10200-100AJS

メーカーの商品ページ
http://www.netgear.jp/products/details/RN10200.html


おすすめのHDD



人気ブログランキングへ